【私と音楽】幼心にコルトレーン

【私と音楽】幼心にコルトレーンのアイキャッチ

みなさんこんにちは! マコと申します。
1995年生まれの23歳。エディター見習い兼、ミュージシャンとして活動しています。

突然ですが、今日は「私と音楽」というテーマで自己紹介をしたいと思います。

物心ついたときからいつも、自分のそばには音楽がありました。
時期によって、傾倒していたジャンルや楽曲はさまざま。
その変遷と、関連するエピソードをご紹介することで「マコ」という人間について知っていただこう! と筆をとった次第です。

音楽好きの方も、そうでない方も……貼られている楽曲を聴きながら、読んでいただけると嬉しいです。

0歳〜

何の意識もなく、聴くものすべてをそのまま受容していたベイビー・マコ。
適度にアメリカナイズドされた家庭だったため、当時流行の洋楽やらジャズ・ミュージックやらを自然と耳にしていたような気がします。

John Coltrane – Good Bait

言わずと知れたジャズ界の巨匠、ジョン・コルトレーンのアルバム『Soultrane』の一曲目。印象的なイントロのフレーズは、小さなころから幾度となく耳にしていました。それこそ「魂(Soul)」に刻まれるほど……。

今思えば、我が家では「なんかいい感じのムード」をつくりたい時のBGMとして乱用されていたのかなあという気もします。やたらめったらリビングでかかっていたもの。

でも、本当にいいアルバムです。

The Cranberries – Dreams

1998年公開の映画『ユー・ガット・メール(原題:You’ve Got Mail)』の劇中で流れるこちらの楽曲。これまた両親のお気に入りソングで、家でいつも流れていました。

『ユー・ガット・メール』は、その当時はまだまだ普及しはじめたばかりだった「Eメール」を題材にしたラブコメディ。ニューヨークを舞台に、小さな児童書店を経営するキャスリーン・ケリー(整形おばけになる前の、とってもキュートなメグ・ライアン)と、大型チェーン書店の御曹司、ジョー・フォックス(こちらはあまり変わらないトム・ハンクス)のやきもきするような恋愛模様が描かれています。

後追いではありますが、私自身も大・大・大好きな作品です。ストーリーも、登場人物も、音楽も、全部素敵なのでぜひ観てみてください。

※そして、クランベリーズといえば先日ボーカリストのドロレス・オリオーダンの訃報が大きなニュースになったばかりですね……。ご冥福をお祈りします。

5歳〜

ピアノを習いはじめました。ただ、そのときの先生がちょっと怖い女性の方で、毎週のお稽古の時間がイヤで仕方なかったのを覚えています。とにかく引っ込み思案な性格だった私は、いわゆる「ピアノの発表会」も大の苦手でした。緊張が極限まで達すると、股ぐらの小さなぞうさんが必要以上に元気になってしまう……、恥ずかしいくせがあったことを思い出します。今でも緊張しいな私ですが、少しばかりアブないそのくせが治ってくれて本当に良かったなと思います。

The Beatles – Lady Madonna

母親もピアノを弾くことができたのですが、「何か弾いて」と私や兄弟がお願いすると大抵この曲でした(今でも実家に帰るとたまに弾いているのを見かけます)。やたら上手なので、きっとどこかで猛練習したことがあるのでしょう。事情がちょっぴり気になります。

私自身はビートルズにそれほど詳しくはないのですが、そんなこんなで「Lady Madonna」のメロディだけは空で歌うことができるようになりました。

YUI – feel my soul

ここで突然のJ-POP。

実は小学校高学年になるまで日本の歌手の曲をちゃんと聴いたことのなかった私。
当時、クラスの話題は流行りの歌手やアイドルの話でもちっきりでした。
「これはやばい」と、とりあえず流行っているっぽかった(?)YUIのシングルをTSUTAYAの割引ワゴンから購入。聴いてみたら普通にハマりました。地元福岡出身のアーティストだし、かわいいし……。

そのときは曲がどうとか、あんまり考えてなかったような気もします。そんなもんですよね。

そのほかだと、ORANGE RANGEや大塚愛なんかも、MDプレイヤーに曲を取り込んで聴いていた思い出! 懐かしいですね、MD。フロッピーディスクなんかに近い、ガシャン! っていうメカメカしさが好きでした。

13歳〜

中学生になり、苦手といいつつ続けていたピアノもやめてしまいました。
でも結局「スポーツよりは音楽かなあ」くらいのテンションで吹奏楽部に。初心者ながらサックスパートに入りました。

なぜサックスをはじめたかというと、単純に「一番カッコいい」と思ったからです。ビビッと来た、てやつです。

あっ、でももしかしたらその「ビビッ」には、先述のコルトレーンの影響があったかもしれません。

ルパン三世のテーマ’78

「ブラバンの演奏会で演奏されがちな曲」ランキング上位入賞・「ルパン三世のテーマ」。
サックスパートには見せ場がたくさんあって、とにかく楽しいのでお気に入りでした。この曲のソロパートをもらったとき、何日もかけて自分でアレンジを考えて演奏したのはいい思い出です。

15歳〜

先ほど「ルパン三世」を挙げましたが、吹奏楽部で演奏するのは主にクラシック音楽。その反動か、いわゆる「ミクスチャー」「オルタナ」「ラウドロック」みたいなジャンルにハマります。

とはいえ当時の中学生男子はみんな通った道ではないでしょうか。漫画も『BECK』とか読んじゃって、ね。バンドマンに憧れた時期が、私にもありました。

お小遣いを前借りして、わざわざ「Fender Mexico」のエレキベースとアンプを買ったんです。教本も買って、家でひたすら練習して……。でも、結局バンドは組めずじまいでした。残念。ベースは実家に眠っているので、どこかのタイミングで救出したいと思っています。

ELLEGARDEN – Space Sonic

鉄板中の鉄板、エルレ! つい先日バンドの復活が報じられましたが、「マジか!」と叫んだのは私だけじゃないはずです。彼らには、男子の心をグッと掴む魅力がありますよね。歌詞が全部英語だったり、それだけで「かっけー!」ってなっちゃう。あのころの感じ。

10-FEET – 1sec.

10-FEETも好きでした。ボーカルの人のゴリラ・サル感が最高。
この人達の曲はベースがひらすら「ボボボボボボボボ……」って感じで簡単なので、真似してよく弾いていました。ボボボボボボボボボ……。適度にアホっぽい感じがいい。

16歳〜

でもって、それなりに楽しくサックス&ベースの演奏を続けていたマコ(高校1年生)ですが、ここで突然「ヒップホップ」にハマります。

TSUTAYAで気になったCDを大量にレンタルしていく中で、「ロック」→「ミクスチャーロック」→「ヒップホップ」と、聴くジャンルが自然に遷移していった感じです。

謎の引力の正体はアレかな、ちょっとワルっぽいものに憧れるようなソレだったのかな。

ヒップホップ・ミュージックの持つ「マッチョ」なエネルギー。
引っ込み思案でおとなしい性格だったからこそ、その力強さに惹かれたのだと思います。
聴くだけで自分も強くなったような気がして、それはもう心にまやかしの防弾チョッキを着せるような、若さゆえのなんとやらであったのかもしれないけれど……。

Nitro Microphone Underground – Air Force 1

最初、めちゃめちゃハマったのがニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド。メンバー8人でガンガンマイクを回していくその勢いに、ただただ圧倒されました。全員ラップのスタイルも違って、ちゃんと個性も立っていて。この曲のラップは全部歌えるくらい練習しました。

ちなみに8人の中の推しメンはDABOさんです。

DINARY DELTA FORCE – BED TOWN ANTHEM

この曲も全部暗記していました。

福岡の田舎坊主からみたら、東京とか神奈川って誇張なしに漫画の『TOKYO TRIBE』みたいな感じのイメージだったのです。ヒップホップのビデオを通じてのみ、感じることができたその世界。そこには物凄い憧れがあって、と同時に畏怖のような感情もあって……。なんだかファンタジーが過ぎました、私の中の東京CITY。

そこに暮らしている今も、半分は夢見ているような感じです。

17歳〜

いろいろあって吹奏楽部を辞めてしまった私は、ヒップホップ好きの友人と出会い、一緒にラップをはじめました。音源をたくさん聴いているうちに、「自分もやってみたい」と思うようになったのです。

そのとき一緒にラップをはじめた友人はものすごく日本語ラップに詳しくて、TSUTAYAにもCDが置いてないようなアーティストや、どこまで本当かわからない「ヒップホップ業界のヤバい噂」をたくさん教えてくれる貴重な存在でした。まさに「悪友」といったような感じですが、今でも会えばヒップホップの話をする仲です。

KREVA – かも

今聴いてもエモーショナルな「かも」。涼やかなトラックが素敵。

実は、KREVAのCDに入っているカラオケトラックに合わせて歌詞を書いて、歌ってみたのがはじまりでした。iPodの録音機能を使って声を録って、それをパソコンに取り込んで編集して、曲にして……、それがどんどん楽しくなってきて。新しい歌詞をノートに書いては、放課後の空き教室でラップを「レコーディング」する毎日でした。

「なんだ、自分たちでもそれっぽいモノを作れるじゃん!」なんて。
その頃の曲はラップも音もひどくて聴けたもんじゃないけれど、今でもたまに再生しては懐かしさに浸っています。

18歳〜

大学進学に際し、私は東京へ。一緒にラップをしていた相方は福岡に残ったため、チームは実質解散となってしまいました。

Bridgit Mendler – Ready or Not

上京してすぐ、慣れない環境に精神が不安定になっていたころによく聴いていたのがこの曲です。

聴くと、最初に一人暮らしをはじめた街・都立家政の商店街にあった100円ローソンの焼き芋を思い出します。

このころは、親も友達もいない場所で、生まれてはじめて「自分がひとり」であることを強く意識した時期でもありました。そんなとき、「Ready or Not? (準備はできてるの?)」と歌うこの曲(……内容は普通のラヴ・ソングなのだけど)を聴きながら、100円ローソンの焼き芋を食べていたのです。そのサビのフレーズは胸の中で何度も何度も、一人暮らしをはじめる自分の覚悟を問うように響いたものでした。「Ready or Not?」。準備は、できてるの? と。

ちなみに、この曲を歌っているブリジット・メンドラーはディズニー出身の女優さん。
「グッドラック・チャーリー」というコメディドラマで主演を努めていたのですが、このドラマも最高に面白いのでおすすめです。

5lack X Olive Oil [-5O-] – 早朝の戦士~ MAD DE SAMUIS 2012 Olive Oil remix~

日本語ラップだと、この辺りをひたすら聴いていました。OIL WORKSについても語りだすと止まらないのでやめておきますが、福岡出身者がHIP HOPを語るならば外せない最重要レーベルです。音もラップも、クレイジーかつスマート……! 大好きです。

相方と離れ離れになりつつも、私はラッパーとしての活動を継続していました。
必然的に、聴くジャンルもヒップホップ、ラップが多めになっていたように思います。

23歳〜

大学も卒業し、また少し心境が変わった今。
音楽には「やすらぎ」を求めることが多くなりました。
うるさいのより、やわらかいの。漠然と「気持ちイイ」やつ。覇気少なめ。

Bibio – Town & Country

こういうのとか、

José González – Leaf Off / The Cave

こういうのとか。ちょっとヒッピーっぽいテイストかもしれないですね。
最近「現実から逃げ出したい願望」が強いので、そのせいかスピリチュアルな成分が多めです(あくまで雰囲気の話だけれど)。
別に「不幸せ」とは思わない、けれど漠然と「ここではないどこか」を希求しているmy soul……迷いばかりを積み重ねたまま、23歳と2ヶ月が過ぎました。たぶんまだまだベイビー・マコ。鍛錬修行の毎日です。

そういえば最近「Apple Music」という音楽配信サービスを使いはじめた結果、自分の音楽ライブラリが一気に肥大化しました。いちいちCDを買ったりレンタルしていたころよりも、聴いている曲の数はぐっと増え……。フェイバリットはいくらでも挙げられるのですが、それはまたの機会にいたしましょう。

長くなってきたので、このへんで無理やり締めくくりたいと思います。いかがでしたか? いくらかでも「マコ」という人間について知っていただけたならば幸いです。それではまた!

おまけ

毎日の仕事で心が折れそうなので、出勤するときにこの曲を聴いて自分を鼓舞しています。
「ヴァアルハラ、アァイムカミン……」のところで改札をくぐるといい感じです。

Led Zeppelin – Immigrant Song